2003.8.30 「 サンクチュアリ」
 
釣行データ
日時 2003年8月30日(土)
釣り場 天竜川水系
天候・気温 晴れ、気温未計測
水温・水質 未計測
タックル Rod    EUFLEX INFANTE 7'6" #4
Real   HARDY MARQUIS #4
Line   VARIVAS Precentation DT4F
Reader  AKRON BUSH MASTER 4X-8ft
Tippet  AKRON 5X-3ftくらい
釣果 ヤマトイワナ 28尾(30cm,28cm,27cmx2,Ave.24cm)
フライ アントパラシュート#14、エルクカディス#10

私はついに「ヤマトイワナの聖域」を見つけることが出来た・・・。

  その渓に棲むイワナは全てヤマトイワナである事。
  型・数のどれをとっても満たされる程にイワナが生息する事。
  そして、なにより釣り人が容易には辿り着けない渓である事。

そんな渓に出会えたら、私はそこを「サンクチュアリ」と呼ぶことにしようと思っていた。

夏も終わりを告げる8月末、私はある渓に向かった。まったく情報は無かった。私が頼れるのは1枚の地図のみ。前夜、地図から得られる情報を頭に叩き込んで 何度もトレースした。
今日はハードな遡行は覚悟していた。日帰りという事もありザックへのパッキングも最小限度にし軽量化に勤める。薄暗い早朝、目的とする渓まで の遡行開始。とにかくひたすら歩いた。基礎体力を充実させてきた事が幸いし、汗だくではあるが体力的な余裕はある。まだまだいける。高度計は今シーズンの中で最高値に達していた。歩き始めからの高低差数百メートルを一気に歩いたのも久しぶりになる。しかし、目的の渓はまだまだ遠い・・・。

人工的な構造物はもう何時間も見ていない。目の前には深い山々が立ち、青い水で満ちた流れ以外は目に入らない。そこにヤマトイワナは生きている・・・。
 
今回、肝心の部分はあまりに濃い釣り過ぎて書けませんでした。時を見て加筆できたらと思っております。

※ 写真クリックで800x600のサイズで見ることが出来ます。
クリックで大きな写真に 10:53  ヤマトイワナ27cm

午前中、水温が低くイワナの活性が低い。しばらく7寸程度の小型イワナばかりで低迷したが、11時頃になりやっと良型が動き出した。

このイワナは岩陰に身を潜め反転流で集まる餌を待っていたらしい。

クリックで大きな写真に 11:17  ヤマトイワナ27cm

木に囲まれたブッシュ地帯だった。私の影を感じ上流に動いたので駄目かと思ったが、このイワナは寛容でキャストしたフライを疑うことなく食ってきた。快心のヒット。

イワナの活性も上がり、この後、24cm前後の型をテンポ良くヒット。

クリックで大きな写真に 12:18  ヤマトイワナ30cm

このイワナは岩陰に隠れていた。時折尾びれが動いたので存在を確認し、反転流に乗せてフライを送ってヒット!
顎がしゃくれ始めているワイルドな1尾。

サンクチュアリにはこのイワナ以上の大物が多く生息すると思われる。
浅瀬にあった丸太棒だと思っていたら、ヌーッと動いた大物も確認。気が抜けない。

クリックで大きな写真に 13:00  ヤマトイワナ28cm

瀬のヒラキに出ていたのを見つけ、岩化けしサイドから静かに釣った。エルクかディスは嫌がったがアントは静かにゆっくりと捕食。

4番ロッドに5Xのティペットだから余裕でいなせるが、やわなタックルでは相手にならない程に引きは強い。

 

クリックで大きな写真に 14:13  ヤマトイワナ25cm

比較的明るい体色のイワナが多かったが、このイワナは錆びが残ったように黒っぽかった。淵の底から浮き上がりヒット。

2時〜3時にかけて釣ったあたりは大物こそ出なかったが25cm前後で型が揃った。いづれも尾びれの大きいワイルドなイワナばかりで引きは格別のものがある。

クリックで大きな写真に 15:41  ヤマトイワナ26.5cm

腹の橙色が特に赤みを帯びており、フライに出て反転した時の強烈に見えた橙色が目に焼きついている。

下山を考えると私にはあまり猶予がなかった。このイワナを機に23cm前後が中心となった。 (大物は居たと思うが私の釣りが雑になっていたためであろう)

落差のある渓を伝っての下山は疲れた体には酷であった。膝に打ち身を何箇所も作り、途中、渓の番人である熊にも遭遇した。私は写真を撮ろうと思うほどに余裕はあったが、比較的開けた河原だったので向こうが先に気が付き逃げてしまう。かなりレアな足跡が周囲にあったので、居るとは思っていたが本当に姿を見るとは・・・。余裕をもって下山したつもりであったが、ヘッドランプの明かりを頼りにしなければならないほど暗くなってしまう。あの渓でイブニングが出来たならきっと素晴らしい大物に出会える気がする。
サンクチュアリへの想いは、いっそう増していた…。

 

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