2003.3.20 「 春の予感」 太田切川C&R区間

釣行データ
日時 2003年3月20日(木) 13:30〜16:10
釣り場 中央アルプス 太田切川 C&R区間
天候・気温 晴れ、気温未計測、東からの吹き上げの風
水温・水質 7度(14:00)、水質:クリア
タックル Rod    CFF RightStaff RS8104 8'10"#4
Real   Koh-I-Noor #1
Line   3M ULTRA3 YamameLine DT4F
Reader  VARIVAS Airs 5X-9ft
Tippet  VARIVAS 5X
ハッチ ユスリカ(20番くらい)
釣果 イワナ/アマゴ 8尾(28cm、25cm、25cm、24cm、18〜15cm x4)
フライ ヘアズイヤニンフ #12

1週間ぶりに太田切川C&R区間に訪れた。先ずは腹ごしらえと、こまくさ橋のたもとに座り買ってきた弁当を食べる。まだ中央アルプスの麓には多くの雪が残ってはいるが、上からの日差しは何か早春の釣りを予感させる。流れは先週と変わらず減水気味。水は至ってクリアで偏光グラスを通し川底までがはっきり見えた。

幾つかポイントを見て周り、午後1時半、こまくさ橋の下から入渓。4番ラインにマーカーとウェイテッドニンフを付けた。この付近は小場所が多いので浅めのタナで探ってみる。しばらくしてヒラキでヒットしたのは小さなアマゴ。ニンフを口いっぱい頬張っているのがかわいい。型は小さいが幸先良い出だし。マズマズだ。
今日は平日という事もあり数人の釣り人を見ただけ、プレッシャーは低いはず。この付近にも誰もいないので、何本かある筋を移動しつつ釣り上っていった。2尾目もそれほど時間を置くことなく釣り上げるが、これまた小さいイワナ。やる気満々といった感じだ。

午後2時頃の水温は7度だった。状況は悪くない。しかし、小型魚は元気にヒラキに出て餌を捕食しているようだが、良型は潜ったままなのだろうか? もう少し深めにタナを取ろう。ウェイテッドニンフの重さだけでは沈み切れていない感じがするので、ニンフの上30cmくらいの所にショットを噛ましてみる。ショットを噛ますとキャスティングの爽快感が失われるので、イマイチ好きではないが仕方ない。この頃から吹き上げの風が吹き始め、ライン操作にも影響を及ぼすくらいになっていた。

堰堤の下は丹念に探る必要がある。落ち込みの白泡の中にニンフとインジケータを打ち込み、流れの裏に隠れるイワナを探る。白泡から浮き上がってくるインジケータが止まればアタリだ。端から丹念に打ち返してゆく。ちょうど堰堤の中程に来たときにアタリが出た。自信をもってアワセを入れた。ティップがギュンと入る。しっかりとした重みがあった。今シーズンに入ってやっとまともなサイズがきた。慎重にネットに収めた。型は悪くない。25cmくらいだろうか。やっと満足できるサイズだ。よく見ると口の先が白くなっている。これは 先日クラブで放流した魚だな。まあ贅沢は言わない。素直に感謝し水に戻した。

堰堤の上に登るとまた気になるポイントがあった。偏光グラスごしに石のエグレの下を見ると、魚影らしきを発見した。管理釣り場で使うオレンジ色のショットに換えてアウトリガーニンフィングに切り替えて、狙ってみることにした。少し上流にキャストし、オレンジ色のショットが沈むのを見送る。ショットを目で追うことが出来る。これはサイトフィッシングにも使えそうだ。何回かキャストしてやっとエグレの下にフライを送り込むことが出来た。その時、何か動いた感じがしたので軽く空アワセを入れると、ググっと感触があった。やはりいたか。結局、この魚はランディング途中でバレてしまったが、魚のいる層まで送り込めは食ってくるという実感を得た。

バラしたとはいえ、これは釣れそうな気がする。さらに重いショットを使い流速のある底や落ち込みの底を狙ってみることに。まずは、少し上にある淵からだ。いかにも大物がいそうな大場所。
クリックで拡大写真重いショットを付けたため、まとものキャスティングが出来ない。しかたなく上流に回りこみ上から落ち込み脇に落としてみる。5秒ほど待って軽く聞き合わせを入れてみるとなんと、重い感触。いい型のイワナだ。大石の上に乗っていたので足場が高く取り込めない。幾つかある大石を転々と飛び越えて取り込める位置まで誘導。ティペットも太かったしフライをガッチリ食っていたので半ば強引に寄せてきた感じだ。ネットに収まったのは先ほど釣ったイワナより一回り大きそう。測ってみたら28cmだった。先日の太田切通信(52号)の記事の通りで、アウトリガーで底ベタを釣ってみたのが正解だった。記事を書いてくださる伊東さんのアドバイスはいつも的確だ。ちょっとアウトリガーニンフィングにハマりそうな予感・・・。

良型が出たこともあり気分は良い。大物が居そうな大場所に絞り底を取ってみることにする。本来アウトリガーニンフィングではマーカーは使わず、糸ふけや感触でアタリを見るそうだが、イマイチ自信がなかったので水と接する部分に粘土状のマーカーを小さく付けてみた。水深のある所は別としてある程度の水深までならオレンジのショットを追うことが出来た。そして、狙った沈み石付近で小さなマーカーが横にピッとずれた。ヨシ!っとアワセを入れた。手元にズンズンと振動が伝わる。型は悪くない。下流に誘導しキャッチ。24cmくらいのイワナ。ヘアズイヤニンフをガッチリと咥えていた。イワナ釣りは石を釣ると言うが、まさにその通りだなと実感する。

午後3時を回るとフリースでは寒さを感じるようになる。風が冷たくなっている。レインウェアを羽織り防寒対策。その後はルースニングスタイルに戻し、緩い流れの瀬を釣ってみると小型のイワナを2尾キャッチすることが出来た。やはり、大場所の底かなという感じを持つ。もう1尾いい型が釣りたいと思い、アウトリガーニンフィングの仕掛けに戻す。今日はキャッチしている以外にも幾つかのバラシもあった。上から流し込んでゆくと結構バラしてしまう事が多い気がする。アタリの取り方など課題は多い。

1時間ほど前に良型のアマゴをバラした淵に戻っていた。明確なアタリが出たにもかかわらずバレてしまい悔しい想いをした場所。あの魚は釣れないにしろまだ何かしらの魚は付いていそうな感じがあった。

サイトマスターで底石を見る。少しエグレた感じの底石があり、そこが実に怪しい。先ほどは上流がら淵の落ち込みを釣っていたのでこの場所は見逃していた。静かに近寄りフライを落とす。なかなかポイントに送り込むことが出来ない。ここは駄目かなと諦めかけたとき、根掛かりの様な感じに?と思い軽くアワセを入れて見る。確かな手ごたえがあった。やはり居たか。型は25cmくらいとこれも型は悪くないイワナ。心地よい引きを味わってネットイン。ちょっとガップリと飲まれている。バーブは潰してあったのでダメージも少なくリリースする事が出来た。

日が山の陰となる午後4時頃になると寒さは増してくる。手も冷たくなりそろそろ上がり時かと感じた。良型も出たし8尾釣れればもう十分過ぎる釣果だった。
今日は、アウトリガーニンフィングを試みてみたが意外と上手くいって良型魚をキャッチする事が出来た。しかし、仕掛けがヘビーであることもあり、4番タックルでは背負いきれない負荷がある。キャスティングもまともに出来ないので5番以上のタックルが適当なのではと思えてくる。まあ、もう少し水温も上がれば底を取らずとも釣れる気がする。あともう少しの辛抱かな。春はそこまで来ている。早春の太田切川を釣って感じた印象だった。

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