2002.8.2「渇きの渓」
 
釣行データ
日時 2002年8月2日(金) 15:40〜19:00
釣り場 アルプスの沢
天候 雨/曇り
気温 未計測
水温 未計測
タックル Rod    TIEMCO BushMaster 5'9"#3
Real   HARDY MARQUIS #4
Line   3M Ultra3 Yamame Line DT3F
Reader  AKRON BushMaster 5X-7.4ft
Tippet  VARIVAS 7X
釣果 イワナ 9尾(7寸〜)
フライ ライツロイヤル#17、ブラックアント#18〜22、CDCダン#17〜21


久々に雨が降るという予報で、急遽、午後釣りに出た。目指すは中央アルプスの上流部。しかし、予想以上に天気の崩れが激しく、山への登り口で土砂降りとなる。これではさすがにマズイと中アの渓は断念する事に。谷を隔てた反対側の南アルプス方面を見ると薄っすらと雲はあるものの雨は降っていない様子。よし、南アルプスに変更だ。雨は私の車を追い立てるかの様に後を追っていた。しかし、南アルプスの麓付近に来ると雨の気配はなく路面は乾いていた。

目的の渓の登り口に到着したのが午後3時。途中、河原で遊ぶ子供達もいて、夏休みなんだなぁと実感させられる。この付近は、既に一雨あったらしく気温も低め。連日35度近い猛暑を思うと、今日は快適な釣りが出来るかも知れない。

チェストパックを肩にかけてショートロッドもって小渓へ続く山道に入る。たいぶ渇水しているらしく、細い流れが続く。とても竿を出そうという気にはなれない。小雨がパラつくが、山登りで少し汗ばんだ体には逆に心地よかった。30分ほど歩いただろうか。少し沢音もしっかりしだしてきたので、この付近で入渓する事にした。

少し空が暗くなりだした。雷の音が鳴っている。強い雨が降り出すかもしれない。ロッドを継ぎ準備をしていると少し雨粒が大きくなりだし、レインウェアを羽織る事になった。渇水気味なのでこの雨は好都合だ。


渇水気味の小渓
ライツロイヤル#17をパイロットフライとして、イワナの反応を見てみた。30分ほど釣ってみたが流れの筋にはイワナの気配なし。稀に流れ出しのカタに付いていたイワナの反応もアマゴ並に素早い。たぶん、型の良いのは白泡の中に潜ったままなのだろうか。やっと1尾目を手にしたのが釣り始めてから1時間くらい経った堰堤下の流れ。20cmくらいのYN型イワナだった。しかし、これだけ厳しい反応だとヤマトとか混じりとかそんな事を悠長に語るレベルではなく、「よくぞ出てくれました!」という感じだ。

その後も小雨が降ったり止んだり繰りを返していた。水通しが良く水深がある程度ある場所ではイワナが釣れたが、どれも良くて20cm程度。ロッドを力強く曲げ込むイワナの姿が見られないのが残念だ。フライはアントの20〜22番まで落していた。完全に夏場の渇水パターンにハマっている。


やっと出たイワナ(YN型)
午後6時を回っていた。予定よりもだいぶ奥に入り込んでいた。谷の空気は冷たくなってきて濡れたTシャツが体温を奪っている。更に上流に行くにしたがって水量が増してきてる。この付近から渓が険しくなりだす。

まだ、納得できる1尾が出ていない。出てくれ!祈るような気持ちで流れの中のフライを追った。バシャっと出たのは一瞬いい引きで流れを下ったが、最後はあっけなかった。キャッチしたイワナは7寸程度。しかし、完璧なヤマトイワナだった。今までYN型ばかりだったので、サイズはともかく嬉しい1尾。今日のところはこの1尾で納得せざるを得ないだろうか、と思ってはみてもやはり、物足りなさは否めない。


混じりっ気なし 完璧なヤマトイワナ
この時間帯から険しい区間に入るのは危険と見て、下る事に。途中パスしてきた箇所もあるので、気になるポイントで竿を出してみよう。下りとは言え足取りは重い。釣果が芳しくないのが最も大きな理由。しかし、目はしっかり流れを追っていて、ある淵でライズを発見した。

ん〜、たぶんあまり大きくはないだろうな。わかちゃいるけどライズを見ると釣らずにはいられないフライマンの悲しい性。下流から入り込みポジションまで移動。まずは、17番のCDCダンを送り込んでみた。1発目のドリフトで反応したがツンっと突付き見切った様子。なんだよ〜。今ので完全に火がついた。21番までCDCダンのサイズを落す。ティペットも足し完璧なドリフトが出来るようにした。今度は、スポっという感じで波紋とともにフライが消えた。しっかり間を置いてあわせる。ギュンと乗った直後、深みに潜る。おっ、いいサイズか?と思ったが意外とあっけなく寄ってくる。あ〜思った通り7寸ちょいくらい。今日はどうも良型とは縁がないらしい。

その後も下りながら似たような場所でライズを見つけ取ってみるが、どれも20cmくらいのイワナばかり。渋めのライズは取ってはみてもどうも自分を満たすものではなかった...。


イブニングライズを獲ったけど…
雨は降ったものの南アルプスの渓流魚達もさすがにこの猛暑では活性は芳しくないようだ。やはりこの時期は標高の高い山の奥の奥へと入るべきなのだろうか。この猛暑はしばらく続きそうだ。暑い夏の釣り。今年の私には「夏の日の奇跡」がまだ起きていない…。


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(c) bluedun 1999-2004


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