
| 2002.5.4「里川のアマゴたち.2」 |
| 釣行データ | |
| 日時 | 2002年5月4日(土) 10:00〜15:00 |
| 釣り場 | 南アルプス麓の里川 |
| 天候 | 曇り |
| 気温 | 未計測 |
| 水温 | 未計測 |
| タックル | ROD SHIMANO
FREESTONE 8'3"#2 REEL RST Koh-I-Noor #0 LINE 3M DT2F Yamame LEADER VARIVAS 6X-12ft、AKRON 6X-7.4ft TIPPET VARIVAS 8X |
| 釣果 | アマゴ 30尾くらい(20cm前後) |
| フライ | #20 アント、#18 CDCミッジピューパ |
このところ毎日釣行が続いているので、不思議と朝5時頃には目が覚めてしまう。前日も太田切川で夕方まで釣りをして目下4連荘。今日も出かけるつもりなので釣行5連荘となる。さすがに5日目くらいになると釣欲レベルは限りなく下がり朝から釣りに出ようという気分にはなれなかった。タイイングデスクに向かい今日使用する予定のフライを巻き始める。家族ともゆっくり朝食を取り家を出たのが9時半をゆうに回った頃。一昨日釣った南アルプスの麓の里川へと向かった。10時頃から釣り始めれば良いだろう。 今日の天候は薄曇りで気温はあまり高くない。朝巻いた20番のブラックアントを8Xのティペットの先に結んだ。今日は久しぶりにフリーストーンの2番ロッドを持ち出した。ここの魚のアベレージならば2番で遊ぶのがちょうど良い。2日前に叩いたので今日はどうだろうか。水田に水が引かれているので渇水気味でプレッシャーを心配した。しかし、そんな事はここのアマゴには関係なかったようで、第1投目からヒット。小気味良い振動が伝わって、2番ロッドでのやり取りは楽しい。キャッチしたのは、ここのアベレージサイズ、20cm弱のアマゴ。鰭の全てがピンピンで相変わらずの美形ぶりだ。 ちょっと風が強くなり始め、堰堤下での距離を置いたアプローチは2番ロッドでは少し厳しかった。あまりポイントに接近すると数がでなくなるので、出来るだけ離れてアプローチした方が良い。風の合間を見計らいキャストする。ポイントにさへ入ればアマゴは素直に反応してくれた。今日はバラしも幾つかあった。そして、直前で見切った魚もいた。多少この前のプレッシャーが残っているのだろうか?しかし、ここまでのわずかな距離でこ11尾のアマゴをキャッチし、なおかつ数尾のアマゴをバラしているとなるとなれば、このポイントの魚達の純朴さは疑う余地はない。 いちおう今回はストマックも取ってみようと思い、普段持歩かないストマックポンプを取り出した。21cmアマゴの胃の内容物は、ブユやコカゲロウのニンフが中心、ダンもちょっとある。大型のではマダラのシャックがあったのみ。全般的に小さい餌を食べているようだ。ストマック量は多目だったが、水面に絡む餌は少なめ。ちょっと期待はずれの結果。しかし、サイズ的には20番くらいのフライで概ねマッチしている。まあ、それほどマッチザハッチを意識しなくてもここの魚は釣れそうな気がするが....。今日の目的はこの先がどうなっているかだった。堰堤を巻く際に堰堤下を覗き込むとアマゴの群れがサーっと動いた。その数は多く、釣れたアマゴはほんの氷山の一角に過ぎないようだった。堰堤を越えるとプールがあった。流れの緩い部分には魚影はない。水通しの良い流れ込みにフライを置くと、元気なアマゴが飛び出してきた。ここで2尾キャッチして流れ込みに寄ってみるとここのアマゴの群れを確認できた。この付近のアマゴの魚影の濃さはかなりのものだった。これだけの魚影でしかもフライにはスレていないとくれば、釣れるのはあたり前か。 ちょっと水深のありそうな淵よりは瀬での反応の方が格段に良かった。瀬に着いているアマゴは上手く流しさえすれば確実に出てくるのだが、淵の緩い流れにクルージングするアマゴはあまり浮き上がる気配も見せず、悠々と泳いでいた。それでもCDCピューパを止水の上にステイさせると、しばらく経つとフライを見て浮き上がってきてモコっと咥える。なんか釣っているというかアマゴと戯れて遊んでいる気分になってくるのが不思議だ。この川はポイント毎に様々な顔を持つ。川の両側が護岸されて人工的な流れの区間、周りが水田で土手や川原が里川の雰囲気を持つ区間、そして大岩、淵などがありおそらく昔からその面影を変えずにいる渓の雰囲気を持つ区間。少しづつ釣り上ってゆく度に渓相が変わりいろいろな川を回っているような錯覚に陥る。しかし、変わらないのはアマゴの濃さであり、どのポイントも淵にはアマゴが群れ、瀬では元気なアマゴが飛び出すというのだけは変わらなかった。 倒木が川に横たわりその枝に藤のツルが絡み紫色の花を咲かせていた。ちょっと不思議な感じ。その木の下に静かな波紋が時折広がっている。倒木をかわしその下にフライを入れるのはかなり難しいポイント。入りさえすればつれる可能性は大きい。この付近から少し木も川に覆い被さりロングリーダーで釣るにはトラブルも増えてきた事もあったので、ショートリーダーに交換しピンポイント勝負に切り替えた。フライはCDCピューパ。身を低くしてストーキングでポイントに接近する。サイドからの逆ループで水面スレスレにフライを通過させて、木をかわしつつポイントの奥にフライを入れた。狙ったポイントよりだいぶズレた所にフライが落ちた。再度キャスト。今度はほぼ狙いどおりに筋にフライを乗せる事が出来た。すかさず水面が割れた。ブッシュの中に突っ込もうとするのを止めて下流に誘導。20cmちょっとくらいのアマゴだがなかなかの引き。爽快な気分を味わった1尾だった。 結局何尾のアマゴを釣ったのだろうか?、20尾くらいまでは数えていたが、それも馬鹿らしく感じ、後はただ何処までこのアマゴの魚影が続くのだろうかという興味のみで釣り上っていた。昼に一旦家に戻って昼食を食べるつもりが、完全にオーバーし午後2時をまわっていた。木が被っているブッシーな区間でたいぶフライをロストしてしまい、朝巻いてきた弾が底をつき始めていた。また、腹が減ってきた事も気分が萎えさせる原因の一つ。集中力が続かなくなってきていた。それと、餌の仕掛けが木に掛かっていたり、餌の空箱があったりと釣り師が入っているはっきりわかるようになると、魚影も薄くなってきたように思える。結局、1時間弱釣っても数尾のアマゴのみだった。そろそろ、上がり時かもなぁ。午後3時、調査終了。結局30尾くらいのアマゴを釣ったと思う。数的には大満足。(^^) GW中、木曽、南アルプス、太田切と回ったけども、結局、家からあまり遠くない里を流れるこの川が一番良かったと言うことになる。大物はあまり期待できそうにないが、とにかく粒ぞろいの美形アマゴが多いのは魅力だ。こらからのイブニングシーズンは否が応でも期待せずにはいられない。願わくば、この流れのアマゴ達が抜かれることなく大きく育って、淵や瀬に泳いでいてくれればという事を思った。毎年、GW中の釣りは、釣り人の数とハイプレッシャーでなかなか釣れない渓魚に手を焼いていたが、今年は思わぬ良い時を過ごせたように思う。川からの帰り道に見た南アルプス方面を被う黒い雲が夕方には里にも雨を降らしていた。日中に結構釣れたのはこの天候のおかげもあるかもな。冷たくは感じなかった雨に触れてそう感じていた。 |
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