2002.5.1「ドライの季節へ」


南アルプスの渓もいよいよドライで楽しめるシーズンに突入

釣行データ
日時 2002年5月1日(水) 9:00〜14:00
釣り場 南アルプス 某川
天候 曇り / 雨
気温 未計測
水温 10℃(10:00)→ 9℃(13:00)たぶん雪代?
タックル FAIS LB 8'5"#3 + HARDY Marquis #4 +
      DT3F yamame + REVIEW 5X-9ft + 6X,7X-7ft
釣果 イワナ 8尾(24cm〜18cm)
フライ #14 パラシュート、#20 アント、#12 ヘアズイヤニンフ


前日の西野川釣行の疲れも残り、朝は家族とゆっくり朝食をとった。妻は仕事、子供は学校ということで二人を送り出した後、今日は何処へ行こうか?ゆっくり家を出た。特に思い当たらない時は、やはり南アルプスへ足が向いてしまう。昨日から降り続く雨も一段落して、南アルプス上空は雲には覆われていているが雨は降ってはいないようだ。南アルプスの林道に入ると道が乾いているので昨夜は思ったほど雨が降らなかったのだろう。心配した増水は全くなく、むしろ水は少なめでドライで釣るには適した流れになっていた。

さすがにGWということで県外ナンバーの車が林道に転々と停まっていた。あまり上には行くつもりもなかったが知らず知らずに中流域のだいぶ上まで来てしまっていた。いちおう上流に入渓者がいないことを確認し車を川原の空き地に停めることにした。曇りということで気温は高くはないが肌寒さは感じない。

川原を少し歩き入渓点を探す。時計は午前9時を回っていた。適当な淵を見つけたのでそこから釣り始めることにして、リールからラインを引き出した。淵に目をやると本来ならば底までクリアに見えるのだが、若干の白い濁りを感じる。雪代か?、上流部ではかなり強い雨が降ったのだろうか?。まずは様子見ということでドライは止めてヘアズイヤニンフを選択した。

30分ほど全くアタリがなかった。ヒラキや落ち込みの肩での反応はない。流すポイントを巻き返しや白泡の中と変えていく。白泡の中にニンフを打ち込んで浮き上がって来るインジケータを待ったが浮き上がってこなかったので軽く聞きアワセ。グッと重みを感じた。ヒットした直後、下流に走った。いいファイトだ。しかしロッドを溜めてヒラキで食い止めた。ニンフがっちりな様で余裕で寄せてくる。キャッチしたイワナは23cmくらい。しっかりした尾びれなので最初のダッシュも納得できる1尾。先行者らしき足跡もあったのでどうだろうかと思ったが、ひとまず安心した。

ニンフに出たイワナ

午前10時、淵の中で上ずっているイワナを発見。こちらの気配を察知し潜られはしたが良い傾向だ。気になる水温は10度。微妙な所だがこの付近はドライの方が釣りやすいので、14番のパラシュートに切り替えてみる。直ぐにフライへのアタックがあった。ドライ変更は正解だったか?。1投では出ないのだが流芯脇を何回かドリフトすると浮き上がって来る。この時期のイワナはこんな傾向が強い。少しでも長めにドリフトが出来る様にティペットも足してちょっと強めに水面を叩く。何回か叩きそろそろかな?と思うと期待を裏切らずイワナが浮き上がりフライをパク。狙い通りだ。キャッチしたのは24cmのけっこう太ったイワナ。パラシュートをガッチリ咥えているので、ドライで間違いないと確信する。

ドライに出たイワナ

曇っていた空から小粒の雨が川の石を濡らし始める。しばらくドライで叩きながら釣り登ってゆくと、流れの中に張り出した石の裏手でライズ発見。先程からミドリカワゲラがハッチしているのは確認しているが、それにライズしたのか微妙だ。たぶん、たまたま水面に落ちた餌にライズしたに過ぎないのではないか。この魚は確実に取ろうと思いティペットを8Xとし、フライは20番のブラックアントを結んだ。張り出した石からポトっと落ちてきた様に見せようと、無理とフライを石にぶつけポトっと水面に落とす。あれ?盛期のイワナなら間髪入れずに飛び出してくるはずだが。と思った時スポっと吸い込む様な波紋が立った。ロッドを軽く立てると水面がバシャバシャっと激しく乱れた。フックアップしたようだ。小さいかと思ったが結構良い引き。23cmほどのイワナだった。

#20アントに出たイワナ

その後も飽きない程度にドライに出てくるイワナ。型は22cm前後と揃った。ヒットすると結構元気なファイトをするが釣れる場所は、あまり強い流れではなく緩めの流れ。まだ瀬にはあまりついていない様子だった。正午くらいまで釣って6尾のイワナをキャッチ。GWということで当然先行者に叩かれているだろうしプレッシャーも高いので、あまり期待はしていなかったが思ったよりイワナの反応も良くドライで楽しい釣りが出来ている。なにも考えず家を出てきたので昼食や飲み物を持参してきていなかった。ちょっと腹へったな。もう少し頑張って上がろうかと一休みして後、釣りを再会。

雨も上がり気温も上昇している感じだった。更なるドライへの反応を期待していたがイマイチだった。濁りが増してきて水温も少し落ちてきていたのだ。完全に雪代の影響だった。いつもならニンフに戻すのだが今日はドライの爽快感が味わいたかったのでドライで粘り続けた。それでも粘った甲斐があり18cmくらいのイワナを2尾引き出せたが、時計は午後2時を回っていた。空腹と魚の反応も渋かった事もありそろそろ上がり時かなとロッドをたたんだ。林道を下り里に降りたら空から晴れ間が覗きだした。イブニングは里川のあの川かなとも思ったが、それは明日にとっておこう。おとなしく家に戻る事にして、あの里川イメージしてフライを巻いた。最近はあまりフライを巻くのは好きではないのだが、今日は手際よくフライが仕上がってゆく。きっと南アルプスの渓でドライフライの爽快な釣りが出来たからかも知れない。


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