2002.4.30「西野と開田の渓」


木曽 開田村の里川

釣行データ
日時 2002年4月30日(火) 8:00〜12:00 14:00〜17:00
釣り場 木曽川水系 西野川C&R区間 / 開田村の渓
天候
気温 未計測
水温 11℃(西野川 10:00)
タックル FAIS LB 8'5"#3 + HARDY Marquis #4 +
      DT3F yamame + REVIEW 5X-9ft + 6X,7X-7ft
釣果 イワナ 4尾 / アマゴ 1尾
フライ #14 パラシュート、#16 CDCダン


GWに入って最初の釣りは、釣友と西野川へ行くことだった。天気は生憎の雨。というかまたまた雨と言った方が良いだろうか。私の釣りには雨がセットになることが実に多い。西野川も一時期の尺オンパレードからたいぶスレて厳しくなっているという情報もあって、この雨はどうなんだろうかという不安を持ちながら西野川に着く。いちおうGWとはいえカレンダー通りでは平日。仕事の人も多いらしく思ったほどの混雑ぶりではなく釣り人もまばらだった。

釣り仕度を終え川に降り立ったのが午前8時。まだ誰もいない通称「お立ち台」に向かう。川を覗くと相変わらずの尺級アマゴが流れに揺らめいている。時間も早いこともあってか浮き上がる気配は全く無く、中層付近に定位している。まあ定石通りにニンフを送り込むが全く無視。18番のフェザントテールニンフでは少し反応するがやはり見切られる。もしやと思い16番のウェイテッドアントを流すと結構良い反応を示す。数投目、痛恨のフッキングミス。魚の行動が終始見てているので早アワセしてしまう。1時間半ほど粘ったが私も釣友も芳しい結果は出ずお立ち台を後にする。

午前9時半、上流へ移動。釣り登りに切り替える。だいぶ人も増え左岸は既に叩かれているだろうから右岸に渡った。そこで釣友がニンフでヒット。流石だ。小さいがヤマトイワナらしい。私もルースニング仕掛けで釣ってはいたが、どうも釣れる気がしない。気になる水温は11度だった。迷わずドライに切り替えた。ハッチもまばらな感じなので、20番のアントを8Xのティペットに結ぶ。瀬を叩きながら登ってゆくと前回尺アマゴを釣った堰堤ブロックの巻き返しポイントの少し下流に来た。速い流れの脇の少し緩い流れにフライを落とすとモコっと厚みのある背が飛び出してきた。ロッドがしなった。強い流れに対し上流に上ってゆく。かなり強い。魚がさらに上流に走ったので慌てて手前の石を交わそうと移動。その時、足がツルっと滑った。西野川の石はヌルヌルのコケが付着していて遡行には十分注意はしていたのだが肝心な時にやってしまった。水没はなんとか免れたが転んだ瞬間にテンションが抜けたようで針が外れてしまった。上流からダラ〜んと弛んだラインが流れてきていた。

しばらく傷心で動けずにいた時、釣友から携帯が鳴る。上流の護岸ブロックで出たらしい。泣き尺アマゴだそうだ。単発だがライズがあるので来いとの事。落ち込んでばかりもいられない。上流の護岸ブロックに移動する。雨は相変わらず降り続いている。瀬には釣り人はあまりおらず、ライズの起きそうなプールに釣り人が集中していた。流れの中にアマゴを見つける。確かに上ずっている。いけそうだ。フライは20番〜24番のCDCパターンを使用。浮き上がってくるタイミングを見計らってキャストする。あまりフライを見られる時間が長いと見切られるので、浮き上がってくるタイミングで鼻っ面にフライを落とすのだ。しかし、よ〜く見え過ぎている為どうしても早アワセをしてしまい、またまたフッキングミス。今度は意識し過ぎてアワセそこねたりと自分のリズムが乱れてボロボロになっていた。正午までしつこい様に1尾の浮き上がり気味のアマゴを狙ったがキャッチ出来なかった。

雨も降っていることもあってか、西野川の釣りが盛り上がらない。昼食を取った後、釣友と相談し西野川上流の開田の渓に移動してみる事にした。久しぶりに訪れる開田の景色。雨でなければもっと気分も良いだろうが、フロントガラスを叩く雨の雫は大きい。目的の川に到着。初めての川ではあるが事前情報を仕入れていたので迷いは無かった。車を川の脇に止め川を覗き込むといきなりのライズを発見。
「やろやろ!」と釣友を急かし川へ。見やすい14番のパラシュートを結んだ。西野川で20番以下のドライを使っていたので異常にでかく良く見える。これでいいのだろうか?不安があったが、それは一瞬で払拭された。いとも簡単にドライフライを咥えたのはイワナ。22〜23cmくらいか。ヤマトイワナでないのは残念だが、西野川でボロボロになった心を癒すには十分すぎる1尾。

その直後も素直に出たのはイワナ。同じくらいのサイズが続く。結局10mほどで3尾のイワナをキャッチ。バラしたのもあるから結構溜まっていたのだろうか。下に入った釣友が上がってきた。ずっとニンフだったが下は駄目で私が釣ったポイントに来てニンフでやっと釣ったらしい。ここ放流ポイントかな?とも思えるがイワナのコンディションも悪くなかったのでそれもないだろう。とにかく午前中のモヤモヤが晴れたようで、雨の中の釣りもあまり苦にならなかった。

その後も釣友と交互に先頭になって釣り登った。少し木に覆われた区間を抜けるとタラ〜んとした変化の少ない流れがある。沈み石は適度に入っているので魚は着いている可能性がある。なによりライズしそうな流れだった。しばらく見ているとパシャっと波紋が立つ。おっライズだ!。
もう1回ライズを待った。1分後ほどして再度ライズを確認。沈み石で流れに変化のある筋だった。緩い流れということでパラシュートからCDCダンの16番に切り替えライズを狙う。何投目かでいい筋にバッチリ入った。思ったポイントでバシャっと飛び出す。キャッチしたのは20cmには満たないイワナだったが心地よい釣り味だった。

ライズの釣りの後は、両サイドが木に覆われたブッシーなポイントだった。張り出した木のしたでライズがあった。実にいやらしいポイント。このポイントを狙って既に2つのフライをロストしていた。これで駄目なら諦めようと思った1投げは上手く木をかわし張り出した木の下にスポっと入った。パシャっと飛び出した。大きくはなさそうだが元気に走り回る。17、8cmくらいのアマゴが手元に寄ってきた。開田の渓のアマゴは久しぶりだったので嬉しかった。

その後も釣友と堰堤下、橋下などのポイントを回ったが、釣友が1尾のアマゴのライズをキャッチしたのみに終わる。雨も激しくなり5時に終了とした。西野川で厳しい釣りを強いられはしたが、開田の里川ではストレスのないドライの釣りが楽しめた。しかし、西野川のアマゴ、なんとか攻略できないものかと帰りの車中で思いをめぐらすのであった...。


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