2001.7.6「夕方の太田切川」

連日の好天で水量は落ちたとはいえ、まだ水は強い。

釣行データ
日時 2001年7月6日() 18:15〜19:15
釣り場 太田切川 C&R区間
天候 曇り
気温 未計測
水温 12℃
タックル FREESTONE 8'3" #3 + MARRYAT MR7A + DT3F Yamame + AKRON 5X-10ft
ハッチ とくになし
釣果 イワナ 5尾 / アマゴ 2尾
フライ #12 MSC / #20 アント / #15 コーチマンパラシュート / #13 ライトケイヒル


数日前まで続いた真夏を思わせる陽射しも幾分和らぎ、少しながらも過ごしやすかった日中だった。そんな日の夕方は、良い釣りが出来るかも知れない、そんな期待を抱きながら仕事を終えた足で太田切川に向かった。家から太田切までは、さほどの距離でもないのだが、仕事帰りとなると少し距離もあり、なかなか夕方だけという気にはなれない。しかし、前日、太田切を釣られた浅さんの同行の方が尺イワナを釣ったと言うことで少し遠いが、太田切に向かった訳だ。

こまくさ橋周辺は、私と同じ様にイブニングのみの釣り人も集まるかと思い、地ビール工場の裏手に車を停めた。川を覗くと幸いにして釣り人はいない様子。支度を済まし川に立つ。先週の土曜日の土砂降りの中の激流に比べれば、かなり水は落ち、平水から少し多めという感じだが、元々この辺りは川幅が狭い為に水が集まるゆえ、主筋の流れは強い。しかし、別の筋の流れは、充分ドライでも狙って行ける流れになっていた。
先ずは、20番のアントで緩い流れを探ってみる。20cmくらいのアマゴがバシっと気持ちよく飛び出した。結構いいポイントで出たので、たぶん人が叩いていないはず。これは、期待できそうだ。イワナの多い川なので、アマゴが釣れると結構嬉しい。

その後、緩い流れでは小さいアマゴが飛び出してくるので、釣る場所を流れの強い筋の脇に絞り込む。フライは、コーチマンパラシュートの15番。ちょっとドラックが掛かりやすく、ティペットをもう3ftほど足して流してみると、流れの中からアマゴが飛び出してきた。強い流れに乗って下流に走った。なかなかの引き。下流に下ってキャッチ。ネットに収まったのは、めちゃめちゃ綺麗なアマゴだった。ヒレの輪郭もしっかりしており、かなり完璧なアマゴだった。やはり、いい流れにいる魚は、素晴らしい魚体をしている。サイズは22〜23cmといったところであろうか。
サイズ以上に満足出来た1尾だった。先週もそうだったが、13号堰堤よりも下流の方がアマゴに出会える確率が高いと感じる。しかも、いいアマゴが出るのだ。そんな訳で、この付近は私にとってお気に入りのポイントの一つ。

ふと前を見ると釣り人が立っている。途中から割り込まれた感じ。まあ、C&R区間なので仕方ないかと諦め、頭を切り替えてのルースニング。前を釣る人は見た感じドライ。ならば、沈めて別のステージで勝負する方が、叩いた後でも釣りになるかなという選択だった。たぶん、ドライでは攻めきれないであろう対岸の強い流れの脇。その辺りを重いニンフで流してみる。
しばらくして、インジケータにわずかな反応。今の微妙なアタリを読めたのはナイスだった。キャッチしたのは22cmくらいのイワナだった。けっこう釣り難い場所を流すからかヒット後、バレてしまう事も幾つか続いたりしたが、20〜22cmくらいのレギュラーサイズのイワナがポンポンと続いてヒットした。反応はマズマズ。ルースニング作戦は間違っていなかったようだった。しかし、もうちょっといいサイズが欲しくなるのは贅沢だろうか...。

少し水深のある淵。ここは、いいのが居そうだ。白泡のあたりにフライを打ち込み、流れ出しの辺りにある沈み石を通過した時に、インジケータがすっと水面に引き込まれた。疑いのないアタリ。いい手応えだ。感覚として尺イワナほどの強さはないが、淵の中を縦横無尽に暴れている。ちょっとここでは取り込み難かったので、ロッドを寝かせ十分溜めた後、ロッドを操作して淵から一気に下流に下らせた。そして、緩い流れに導く。細糸ではないので、ここまで慎重にやりとりする必要もないが、時には魚をコントロール下に置き、確実に取り込む練習も必要。ネットでキャッチしたのは26〜27cmくらいのイワナ。ナイスサイズ。結構太くコンディションも良好なイワナだった。針を外し水に戻す。

午後7時を回っていた。さすがにインジケータにもアタリが続いていたので、ルースニングよりはドライの方が良さそうだった。ライトケイヒルを結び、流れに対しクロスの位置からドリフト。流れの中から魚が勢いよく飛び出した。乗らなかったかと思ったが、緩みかけたラインを張ってみると、ギュンと竿が曲がる。飛び出した時にフライを食ったらしい。強い流れに入られてちょっと苦戦するがサイズ的にはレギュラーサイズのイワナだった。

光量が乏しくなると、遡行に危険が伴う。ましてや、この流れの中で暗くなってしまうのは、ちょっとマズイ気がして、少し早めであるが川から上がる事にした。久しぶりの太田切川でのイブニング、尺イワナとの対面は果たせなかったが、良型イワナと美形アマゴをキャッチ。短い時間としては、満足出来るレベルではなかっただろうか。暗くなった林の中を歩きながら、イブニングの後の余韻に浸っていた。



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