2001.5.2「山桜咲く里川」

釣行データ
日時 2001年5月2日() 10:00〜12:00 13:3014:30
釣り場 天竜川水系 某川、南アルプス 某川
天候 曇り → 雨
気温 未計測(肌寒い1日)
水温 未計測
タックル FREESTONE 8'3"#3 + MARRYAT MR7A + DT3F Yamame + REVIEW 5X-9ft
ハッチ とくに目立ったハッチはなし
釣果 イワナ 1尾 / アマゴ 13尾
フライ #12 ヘアズイヤニンフ / #20 CDCフローティングピューパ など


GWの中休み。前日の釣りの疲れも多少残り、ゆっくりと起床。こんな日は家の近くの里川をのんびりとライズ探しでもしてみようと、ふらっと家を出た。お弁当を買ってのピクニック気分だった。この辺りは里川も里川、周囲に民家もあり、川の両側を護岸してあるあまり趣のない川だ。しかし、ネットでお世話になっているやぎさんからちょっと良い情報をもらったので、今日もライズがないかなーと少しワクワクしていた。

午前9時半、ちょっとした駐車スペースに車を置き、橋の上から川を覗き込んで見る。橋上の淵には、型は小さいがアマゴが溜まっていた。今日は気温が低く肌寒い。アマゴは浮き上がる気配を見せない。とその時、いつも南アルプスの渓の奥で会う漁協の監視のオヤジが意外な所で通りかかる。「珍しい所におるね〜」と声を掛けられ、「たまにはこんな川も釣るんですよ」と私。そのオヤジとしばし釣り談義。私が先程覗き込んでいた淵は、大雨の後、大物が付くらしい。また、橋下の緩い流れの放水管の下のブロックのエグレの中には大物が付くなど、詳しい情報を聞く。

少し下流から入渓してみる。手前の淵には確かに魚影が見える。ただ、底ベタで浮き上がる気配を見せない。様子見の18番アダムスパラシュートが虚しく水面を漂う。ニンフかなと急遽、システムチェンジ。前日の太田切で調子の良かったニンフシステムにするが、この川の緩い流れでは、沈み過ぎて根がかりの連発。おまけにフライを見切られていて、ちょんちょんと突付くのみ。軽めのニンフに換えて流れのある程度しっかりした筋を流してみる。ピックアップした時に運良く釣れていたのは、18cmほどのアマゴ。もうちょっと良い型が付いていそうな流れだと思ったのだが....。

先程、監視のオヤジが言っていた橋下のエグレのポイント。見た目以上に水深があるかもしれない。左から流れ込む放水の付近がポイントなのだが、その下流にも魚は溜まっていた。午前10時半になろうとしていた。気温も少し上昇気味。ライズが起きるか?。あまり、ライズ待ちというのが得意ではないのだが、仕掛けをドライに換えつつ待っていると、ぽ〜んと静かなライズリングが広がった。おお、始まったか。だが、ライズが散発的にしか起きず、まだ気まぐれ程度にしか水面に顔を出さない様子。自分としては10分の待ちは1時間に相当する感じで長く感じられた。しびれを切らし、この時期何を食っているのかわからない時は、CDCフローティングピューパでなんとかなるかと、試しにエグレのポイントに打ち込んで見た。複雑な流れではないので、ドリフトは容易だった。左から落ちる水の勢いで押される流れその下にエグレがあった。水面に漂うフライがスポっと消えた。無意識にアワセを入れるとギラッと光る魚体。間違いなくアマゴだ。9Xのティペットなので、無理せずゆっくり寄せる。20cmくらいかと思っていたが妙に走るので変だなぁと思って寄せてみると、なかなかの魚体。ランディングできそうなポイントまで誘導し、キャッチ!。
ナイスサイズのアマゴ、24cmだった。このくらいのサイズのアマゴだとニンマリしてしまう。ストマックしてみると、コカゲニンフがメインディッシュだったらしい。水面の餌は皆無。このニンフを見ていると自分が先程まで使っていたニンフって大き過ぎていた事に気がつく。16〜18番のフェザントテールニンフくらいでいいかもしれない。里川のニンフの釣りは、太田切のようなフリーストーンの流れとは違うようだ。奥が深い。

しばらく時間を置けば、まだ釣れる気がした。左から流れ落ちる水は一旦右の岸よりに流れている。この筋の先がちょっと怪しいのだ。しばらくすると、やはり、思ったポイントの少し下流側で単発のライズ。居ることに間違いない。岸の草に掛けないように慎重にプレゼンテーション。ちょっと筋から外れたかな?と思ったが、バシャと水面が割れた。先程のに比べると少し引きは弱かったが、元気に走り回った。キャッチしたのは20cmほどのアマゴ。結構左右前後に走ったので、多分場が荒れたことであろう。その先の流れも気になるので、先に進む事にする。

橋の上から見たアマゴが溜まる淵。その前に瀬を流すと、小さなアマゴが飛び出した。期待した淵だが、その付近に農作業のおじさんがいて、ガシャガシャとやっている為、アマゴが水面には出てきそうにない雰囲気だった。せっかくの好ポイントなのに残念だ。数投してはみたが、警戒している様子。このポイントは諦め、護岸の続く瀬の流れを叩いて釣ってみる。ライズはないものの、20cmには満たないアマゴを3尾キャッチ。

小さな堰堤に着く。その下に魚影を確認。かなりの良型。障害物も多く如何にプレゼンテーションするかが難しい。立ち位置を決め、ドライフライを上から静かに置く。いい位置に落ちてはいるが、フライには全く反応を示さない。おかしい?。静かにピックアップ。そして、フライを18番のフェザントテールニンフにしてティペットの30cmくらい上に粘土状のインジケータを付けた。意識的に強めに打ち込み水面を意識させた。数秒後、インジケータがスポっと水面に消えた。ヨシ!食った!。
アワセを入れた。いい型っぽい。フックアップはしたが、見事にティペットが折れた木の枝に絡まった。慌てて木の枝に絡んだティペットを取る。まだくっついている様だ。しかし、石の中に潜られ出てこない。ロッドティップを水面に入れ、プレッシャーを掛ける。溜まりかねて石の下からゴゴゴゴっと走り出したその時、ふっテンションが軽くなった。すっぽ抜けかぁ、と思いきや、実はティペット切れだった。ドライのままの細いティペットだったのが災いしたようだ。良型アマゴを取り逃がしたのはショックだった。その後、浅い瀬を叩き上り、3尾の小型アマゴをキャッチしたが、イマイチ気分が良くなかった。

ちょうど昼だったので、一旦車に戻り弁当を食べる。少しフロントガラスに雨の滴がついていた。食後は、川を変えてみようと一山超えて別の川に移動する。ここも里川の流れであるが標高はだいぶ高い。ある集落の辺りに車を止める。ここに止めたのは、特にこのポイントが良いと感じた訳ではないが、薄ピンクの山桜が妙に奇麗に感じたからだ。風が吹くとパラパラと花が散るのもなんとも雰囲気があって良い。さてっと、釣りの準備をし始めたとき、パラパラっと雨が降り始めた。まだ、レインウェアを羽織るまでもない。水に手を入れてみると思ったより冷たい感じ。これはドライには期待できない。急遽ニンフの仕掛けに切り替える。最近は、ドライ、ニンフというこだわりは全く無く、自分でベストと思える方法で釣っている。昔の自分ならば、きっとドライで通しただろうが...

入渓早々、すぐに小型アマゴがヒット。その後もポイントポイントで出るのは小型アマゴばかり。俺ってニンフの釣り、上手いじゃない。自画自賛。(笑)
しかし、さすがに15cmくらいのではいくら釣っても足しにならない。雨も次第に強まり、気分もだいぶ滅入ってくる。さすがに雨の釣りが好きな自分も、もう上がろうかなーという気分になってくる。

以前良い型のイワナを釣ったポイントが手前にあった。今日はそこで終りにしようと決めた。そこは、沈み石の具合が良いのか、いつも魚は着いている。白泡の中にニンフを打ち込みインジケータを泡の上に乗せた。ちょうど泡の切れ目のあたりで、インジケータが止まった。ヨシ!。手応えはあった。狭いポイントを走った。やっぱ、このくらいの感触は欲しいよねー、と自己満足に浸りキャッチしたのは、23cmくらいのイワナだった。雨の中、急いでシャッターを切り、魚をリリース。快心のニンフの釣りに少し頬が緩みかけていた。

まだ釣れるかも?、そんな欲も出てきたが、雨は土砂降りに近い状態となり、激しくレインウェアを叩いていた。やはり、今日はこれで終りにしよう。リールを巻き上げ納竿とした。南アルプスに降った久しぶりの雨は、妙に冷たかった。この雨が翌朝には雪に変わるとは、その時は夢にも思わなかった....



StreamNoteへ戻るホームページへ戻る

(c) bluedun 1999-2004


[PR]やずや香醋≪無料サンプル≫:先着1000名様8日分無料サンプル進呈