2001.4.29「太田切オフ」

釣行データ
日時 2001年4月29日() 8:00〜18:30
釣り場 中央アルプス 太田切川C&R区間
天候 晴れ → 雨
気温 未計測
水温 未計測
タックル FREESTONE 8'3"#3 + MARQUIS #4 + DT3F Yamame + REVIEW 5X-12ft
ハッチ ユスリカ
釣果 イワナ 9/ アマゴ 2
フライ #12 ヘアズイヤニンフ / #18 アント


GW前半、今日は、ネット関係の皆さんと太田切川C&R区間に集まることになっている。早朝の用事を済まし、太田切川に到着したのは、午前7時半を回った頃だった。既に山猿さん、その弟子のともちゃん、そして、masaponさん、yurikaさんが13号堰堤の上を4人で並列に釣っている。Rustyさん、Hoffmanさんもその下流に入っているとの事。
釣り準備をして、皆さんが堰堤の終りまで釣り上がって上がってくるのを待つことにした。見ていると、masaponさんも釣った!、女性フライフィッシャーのyurikaさんも釣った!。皆ドライで釣っている様子。今朝はあまり気温は低くないらしい。日中にかけても天気が良さそうなのでドライの選択は間違っていない。ただ、私は普段より長めのリーダーでのニンフシステムを試したかったので、ヘアズイヤニンフを選択していた。

皆さんに軽くご挨拶して、私も川に入る。既に時計は午前8時を大きく回っていた。日も背後から差込み、フリースを着ていると少し汗ばんでくる。ちょっと渇水気味でヌルヌルのコケも石に付着している。足を滑らしかねないので遡行には注意を要する。渇水気味ということで、流す筋はおのずと絞られてくる。新しいリーダーシステムの感触を確かめつつ、釣り上がる。インジケータは、いい具合にドリフト出来ているようだ。太田切川の規模ならば、この位でちょうど良いだろう。
本日の1尾目は、入渓から早々にヒット。インジケータが引き込まれる明確なアタリ。オレンジの点も混じるイワナだった。活性は高そうだ。その上のポイントでは、インジケータにイワナがアタックしてきた。それが3回も続くものだから、どうにもドライに変えたくなってしまう。インジケータを取り去り、ドライの仕掛けに切り替える。

狙い的中、20cmには満たないイワナだが、ポンポンと連発してヒット。フライは18番のアントだった。後に解った事であるが、太田切川にはちょうどブユがよく出ていた。実はこれが黒いフライが効果的である原因ではないか?

テンポ良く釣り登っていると堰堤が目前に迫ってくる。その前にやらなければならないポイントがあった。堰堤の端の流れが一端石の壁にぶつかって流れが曲がる個所。ここは、元々水量は少ないが、4月前半からドライによく反応していたポイントだった。今は、渇水気味で流れ込みの水量は乏しいが、底石と石の壁の影が実にイワナ好みのポイントだった。ここでの釣果はかなり期待出来そうだったので、フライ、ティペットにも細心の注意を払い、流れ込みの個所を目掛けプレゼンテーション。流れに乗りユラユラとフライが流れる。その時、何も波紋は立たなかったがスポっとフライが消えた。アワセを入れると、水面が激しく乱れた。前後に走る走る。心地よい振動に酔いつつ距離を詰めた。ネットに収まったのは体高のある尾びれもビンとしたイワナだった。これは走る訳だ。

結局、堰堤下までの区間を1時間ほどやって5尾のイワナをキャッチ。上々の出来。masaponさん、yurikaさんも調子が良いみたい。一旦、川からあがりRustyさん、Hoffmanさんともお会いしてご挨拶。既にボチボチの釣果もある事から余裕でしばし釣り談義。天気も良いし完全にドライの天候。Rustyさん、Hoffmanさんと上流へ移動してみる。さすがにGW、各ポイントにFFMの姿が見える。こまくさ橋の上が空いていたので、Rustyさん、Hoffmanさんに入渓を勧める。私は釣り人を避けもう少し上流へと降り立つ。しばらくロッドを振っていると南信州FCのIさんから携帯が入った。なんでも上流の駒ケ根橋の前後に魚が溜まっているという。これは行かねば。(^^;

確かに上から覗き込むと黒い影が見える。それも凄い数。これは凄い。堰堤の脇の反転流の中に居てあまり浮き上がっている感じはないが、定位して何かを捕食している様子。仕掛けはニンフに戻し、ポイントに移動した。上からIさん、Kさんが見ている。ちょっと緊張するなぁ。
手前に太い流れがあってその対岸に反転流がありその流れの中に居る。ロッドと手のリーチを生かしニンフを打ち込む。直ぐにツツーとインジケータが引き込まれた。ヒットした魚を流れを横切るように誘導しキャッチ。20cmほどのイワナ。まだまだいる。再度、打ち込むとまた明確なアタリ。しかし、乗らない。なぜ?。とにかくアタリが出るがなぜか乗らない状況が続く。苦戦しつつもなんとかもう1尾をキャッチしたものの、その後は、アタリも出ない状況で、完全に見切られてしまったようだ。
ポイントを橋上に移す。こちらは、魚影も濃いが型も良い。一発大物もありえる。やはり、堰堤の脇の反転流のなかにいるのだが、流れがきついため、インジケータのドリフトも容易ではない。どう見てもドラックが掛かっているようだ。橋上からのギャラリーにネットでお世話になっているやぎさんも加わり、エキスパートな方々が見ているとなると妙に緊張してしまう。結局、ここでは苦労したもののアタリさえ出せない始末、惨敗であった....。

気がつけばもう正午を回っている。masaponさんから携帯が入り昼食は、ガロのソースカツどんと言う事に決まった。既に皆さんは集まっている様子。車に戻って店に移動した。ここのソースカツどん半年ぶりくらいかな?相変わらず店は盛況で1時間近くの待ちだった。でも、待って食べる価値は充分あるかな。

昼食を食べた後、山猿さんの弟子のともちゃんにニンフの釣りを教えてやってと言われ、こんな先生でいいのかな?と自分自信不安を抱きつつも引き受ける事にした。彼女は管理釣り場以外ではニンフの釣りを経験した事がないとの事なので、インジケータ、ニンフまで全部自分と同じシステムにするためタックルをチューニングしてあげる。
私が彼女に教えた事は、大した事はないのだが、フライの流し方、流す筋、障害物を利用したドリフトの仕方など、実践的な事ばかりだった。彼女いわく、ドライフライよりニンフの方がインジケータが良く見えて楽しいとの事。とにかく素直に僕の言う事を聞いてくれたので、教え甲斐もある。私としては、なんとか1尾を是非釣ってもらいたいと必至だった。午前中、あれだけ良い天気だったがにわかに曇りだし、小雨がパラつきだした。俺、雨男なんだよねーと言うと、私も雨女なんですよと切り返す。こりゃ、本格的に雨が降りそうだ。(笑)

最初の頃はぎこちなかったキャスティングやドリフトも1時間もやっていると、実にいい筋を流れるようになってきた。充分釣れそうな雰囲気が漂う。右手からの流れが石にぶつかるポイント。水深もある。底石の具合も良い。かなり期待できるポイントだった。大場所でもあったので、ポイントを3つに分けて釣るように教え、実践してもらった。手前2つのポイントは空振りに終った、そして奥のポイント、彼女は粘った。私ならばとっくに諦めて次のポイントに移っていただろうが、彼女はその流れにインジケータを幾度となくドリフトさせていた。その時、インジケータがスッと引き込まれた気がした。ちゃんとアワセを入れていたようだ。インジケータが躍動感にあふれ右左に揺れていた。私も舞いあがっていた。彼女は私以上に頭の中が真っ白であっただろう。最後のランディングまできっちりと終え、彼女は、感動の1尾をついに手にした。私も自分のことの様に嬉しかった。自分が初めてニンフで釣った時の感動も蘇ってそれとかぶっていたかも知れない。リリースしたイワナが水に戻って行くのを見ていると自分の肩の荷が降りたような気がしてホッとした。

その後、やぎさんから携帯が入り、コーヒータイムのお誘い。雨も強まりだしたので、レインウェアを取りに戻る必要もあったので、一旦戻ることにした。やぎさんのキャンピングカーでコーヒーをご馳走になる。雨は止まず、やる気も削がれてしまう。しばらく時間を潰し、午後4時をまわった。雨は少し小雨。夕方は、13号堰堤の下流に入ることにした。先行者はいたが、釣っている層が違うのか、アタリは直ぐにきた。小さなアマゴをポンポンと2尾ヒット。上流にRustyさん達が入られたようだ。私は、本筋の強い流れにポイントを絞り、ヘビーウェイテッドニンフで釣ってみた。微妙なアタリが続いた。食いが浅いのかフッキング直後にバラしてしまう。

小さな堰堤ブロックの下流でヒットしたのは、23cmほどのイワナだった。やはりそこに居たかという感じ。早い流れに入られてロッドが絞り込まれ、サイズ以上に楽しめた1尾。今度は、ブロック脇の反転流に乗せてみると型の良さそうなイワナがインジケータにアタック。もう一度流すと、型の良さそうなアマゴがニンフを追っかけている。いろいろなポイントに打ち込んでみると、どうやらこのポイントには数尾の型の良さそうな魚が溜まっているらしい。時折、ライズも見える。ドライか?
手前の流れが強いのでうまくドリフトできないのか?ドライには反応しない。ただ、ドラックのかかったエルクヘアカディスには果敢に追いかけてくるのだ、そして、インジケータと。立ち位置も変えたりしてみるが、なかなかフライには食いついてはくれない。もう諦めて次のポイントへと思った矢先に悩ましいライズ。気がつけばもう1時間もここに張りついている。完璧に泥沼にハマっている。こうなったらどうしても1尾キャッチしなきゃ収まりがつかない。流れ込みから強い流れの脇を流す。ちょうど手前に来たとき、ググっとインジケータが引き込まれた。ヨシ!
流れに入られロッドが絞り込まれる。いい引きだ。手前の流れを横切りさらにロッドが絞り込まれる。緩い流れに誘導してネットでランディング。25cmのイワナ。型はともかく1時間掛かって釣った1尾。嬉しくないはずがない。雨の中の粘りの1時間だった。もう辺りは薄く暗くなりかけていた。

皆の所に戻ると、既に川から上がっていらっしゃった。山猿さんは泣き尺イワナをキャッチされたとの事。ともちゃんもその後、ニンフの2尾ヒットさせたそうだ。良かった良かった。Rustyさん、Hoffmanさんにもご挨拶をして皆さんとお別れした。今シーズン1日フルに釣ったのは初めてだったので、かなり疲労感がある。
今日は多くの皆さんに出会い、楽しい釣りが出来た。太田切川というフィールドは、こうやって集まって釣りが出来るのが良い。また、皆さんとの再会を期待して、フィールドを後にした。



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