2000.6.15「梅雨の晴れ間」


大水の後、流れは変わりつつもアマゴは、ちゃんと残っていた。

釣行データ
日時 2000年6月15日(木) 18:15〜19:20
釣り場 南アルプス 某川
天候 晴れ
気温 未計測
水温 未計測
タックル FREESTONE FS833 + MARYYAT MA8A + DT3F Yamame + VARIVAS 5X-14ft
ハッチ 18:30頃から ストーンフライ → メイフライ
釣果 アマゴ 7尾
フライ #15/13 CDCソラックスダン、#13 エルクカディス


長野県内もちょうど1週間前に梅雨に入った。先週は、南アルプスでの釣行計画も梅雨始めの大雨で中止となってしまった。この梅雨には少なからず恨みもあるが、今日はそれを忘れ去れるほどの快晴が朝から続き、久々に暑い1日だった。ちょうど梅雨の合間の晴れと言おうか何日ぶりかの快晴は実に心地よい。天気が良く川の水も引いてきているとなれば、もう、イブニングに行くしかない。迷わず、いつもの川へと車を向ける。

川は、思ったほど水は引いていない。薄い濁りもまだ残る感じ。入渓予定の下流域には、寄ってみたものの竿を出そうかという気にはなれなかった。ゆっくりと上流に車を移動しながら、濁りと水量のちょうど良い辺りを探す。先週、素晴らしいライズの釣りが楽しめたポイントへ車を停めた。大雨でだいぶ渓相が変わっていたが、濁りは薄らいでいるように思えた。例の噂も気になるが、あのライズは魅力的だ。やはり、ここでやろう。

ポイント選びで時間を食い過ぎた為、既に時間は、午後6時15分頃であった。釣りの出来る時間も1時間少々しかない。もう、既にハッチが始まっている。
あの大水でもちゃんと水生昆虫達は流されずにいたのだ。そうなると、アマゴのライズへの期待は高まるばかりだった。

あまり変化のない流れであるが、良く見ると既にライズも始まっている。今日は、流れの強い所もあると思い、ロングティペットリーダーの仕様でタックルを準備している。18ftほどの長さがあれば、大抵の流れでもドラックフリーを維持できるに違いない。先ずはライズの主にCDCダンをプレゼンテーション。いい流れに乗った。モコっと魚体が現れた。ヨシ!。先ずは、18cmほどのアマゴをキャッチした。パーマークがくっきりで実に美しい魚体。

水に戻した後、しばらくは、出ても乗らないという状態が続く。あれ?今の完全に食ったと思ったのにというのばかり。おかしいと思ったら、どうやら、既に先行者がやった後らしい(おそらく昼間か午後か)。とてもレアな足跡が岸際にくっきりと残っていた。ちょうど、流れのが2つに分れていたので、別の流れに移動してみた。ここは、それらしい足跡もないように見受けられた。

ハッチは、最初、ミドリカワゲラが主だったが、しだいに大型のラスティ系のカゲロウに移行していた。それに伴いライズも激しくなってゆき、目の前では、ヨダレ物のライズが繰り広げられる。ここの淵はちゃんと流れも変わらずに残っていたようで、嬉しい。
ハッチしているのを意識し、ラスティカラーのコンドルクイルをボディに巻いたCDCソラックスダンをティペットに結ぶ。これが、ドンピシャだったのが、いとも簡単にライズを取れた。1つのポイントで22cmほどのアマゴを2匹ヒットさせる。
おそらく、ここの流れは、先行者もやっていないのであろう。スレているという感じを受けない。しっかり、フライを口にするようだ。

しきりにライズしている魚は、いまいち型が出ない気がする。そうなると、ライズ狙いよりも流れの中から引き出そう。フライサイズを上げ流れの厳しい場所を集中的に狙う。
今までよりはちょっといいアマゴが立て続けに飛び出してきた。まあまあサイズに頬も緩みっぱなし。20cmくらいのアマゴは、良く釣れるけど8寸くらいのってなかなか釣れないんだよなー。しみじみ思いながら、リリースした。

今日は、とても堰堤下まで辿りつけそうもないペースだった。既に5匹のアマゴをキャッチしているので、ペース的には悪くないが、写真を撮ったりというのが、思いのほか時間を食うらしい。もう既に午後7時を回っている。あまり暗くなる前に上がりたいので、正味15分くらいが残り時間か。少し、焦りながらポイントを探る。

強い流れと強い流れの間にあるスポット。ここは、怪しい。なかなか上手く流す事が出来ないが、3投目くらいにいい感じでドリフト出来た。バシャっと激しい水飛沫に空振りしたかなと思ったが、しっかり流れに入り竿がしなる。いい引きだ。すこし下流に誘導しキャッチした。今日の中では1番大きいかな。25cmのアマゴだった。もう少し太っていると、もっといい引きだったかな。すこし贅沢な事を思いつつも、少しドキドキしていた。

すでに薄暗くなり始め、この頃になるとハッチも収まってきた感じで流れでライズするのは、散発的に見かける程度だった。もっと、大物がいるはず、私はエルクカディスに切り替え、数種類のフロータントを駆使してハイフロート状態を演出した。ここしかないというポイントで出たのは23cmほどのアマゴだった。もう少しいいのが着いていて欲しかった。実質、今日のラストの1匹だった。

時計を見ると午後7時20分、そろそろ、戻ろうか。まだ明るいうちに上がる事にした。今日は、25〜20cmで型もまずまず揃ったし、数も結構で出たし、やはり、雨上がりで活性高かったかなという印象。これで、先行者がやっていなければもっと釣れたかな。でも、ここのポイントは、やはり、魚いっぱいいるなー。きっと、また来ちゃうだろうな。堰堤下をじっくり攻める事が出来なかった事が少し心残りであった。


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