2000.4.8「釣友との再開」


春先、ライズの期待できそうな里川の流れ

釣行データ
日時 2000年4月8日(土) 5:00〜11:30 14:00〜16:00
釣り場 南アルプス 某川 / 砂防堰堤
天候 曇り → 雨 → 晴れ
気温 未計測
水温 未計測
タックル REVIEW RX9308 + ALLTMOR 300D + ST9S type2
FREESTONE FS833 + MARQUIS #4 + DT3F-Yamame
ハッチ ユスリカ
釣果 イワナ 1尾(22cm)/ アマゴ 2尾
フライ #10 フラッシュバックニンフ(改)-オリーブ
#20 CDCフローティングピューパ
#12 ヘアズイヤニンフ(クリスタルタブ仕様)


今週は、あの尺岩魚3連発をもう1度と言う訳で、山奥の砂防堰堤へ3回目の釣行となった。東京から来ている友人Kも既に今週3回目である。しかし、あの日のような尺岩魚には、私も友人も出会っていない。釣れたのは皆20cm前後の岩魚ばかり。

この日も早朝5時にはポイントに到着。流れ込みの位置に立つ。天候があまり良くないのかこのポイントにはしては珍しく早朝から風が吹いている。流れ込みの左右に立ち、私と友人はキャストを繰り返す。途中、ルアーマンが下りてきたが1時間ほどで消えてしまう。そう、全然魚っ気を感じないからだ。小雨も降り出し、肌寒い。風も巻いているようで、右から吹いたり正面から吹いたりとやっかいだった。

もう、かれこれ2時間ほど二人にアタリがなかった。辛く厳しい釣りとは知っていつつもさすがに集中力も欠けてくる。投げなきゃ釣れないので、しかたなく、私はただ機械の様にキャストとリトリーブを繰り返していた。
尺岩魚 30.5cm (友人が釣る)すると友人の「ヨシ!」の声に正気に戻った。友人の7番ロッドが曲がっている。いいサイズだ。ネットが私の足元にあったので、それを取り友人に手渡す。二人とも緊張していた。流れから外れた場所だったので問題なくランディング出来たように見受けられる。ネットに無事納まると私もホッと一息。
直ぐにデジカメに収める。私と友人の使っているネットは、先輩作のハンドメイド品で、同じ製造過程を通ったいわば兄弟みたいなネット。そのネットのフレームいっぱいに横たわる岩魚は、まさに尺岩魚である。メジャーで計測。30.5cm!。→
友人にとって初の尺岩魚だった。3日間通い詰めた甲斐があったというものだ。とにかく、「おめでとう!」。私もすっかり自分が釣ったような嬉しさがあった。

さて、今度は俺の番だ。キャストにも気合いが入る。しかし、全くアタリもない状態が延々と続く。漁協の監視の人が下りてくる。「今日はどうだい?」度々会うので既に顔なじみである。「また来てるのか?」と思われているようで、少し恥ずかしい。
小雨もこの頃から上がり始め、時折、太陽の暖かい日差しが冷えかかった体を温めてくれる。それから、1時間ほどしただろうか。私にも待望のアタリが....。
しかし、小さい。全然引かない。ネットを使うまでもない。7寸ほどの岩魚だった。渓流でなら、まあまあか。とも思えるけど、8番ロッドでは物足りない。

その後、友人にもこれまた小さい岩魚がヒット。堰堤の上から見ると大きな岩魚も見えるようだがそんなのは、やる気無い様子で悠々と回遊している。マラブーにスレてきたかとソフトハックルに変えても一向に変化なし。結局、正午近くまで粘ったが、もう限界。この場を上がる事にした。しかし、6時間以上ロッドを振り続けた訳だ。腕もクタクタである。

解禁から約2ヶ月近く経ち、ここの岩魚も相当数が抜かれている。もう、魚影も薄くなり、かなり厳しい事は事実だ。そう思うと、前回の私は実に運が良かったのだと痛感させらる。私の絶好調もどうやら一時的だったらしい。

正午、もう一人の友人との待ち合わせ場所には少し早く着いた。昼食を取っていると友人Nが合流。彼と一緒に渓流に立つのもほんと久々だ。午後は何処へ行こうか?
ライズの釣りを希望するので、3月の初旬にライズの釣りが出来た川へ案内してみよう。狭い林道を抜け、寂れた集落に車を止める。時間は午後2時を回った頃であった。

友人NとKと私の3人は周囲にばらけ、入渓する。私はニンフで釣り上がる。1ヶ月前に来た時に比べ水も多いし、ポイントが多くなっている。一つ一つ丹念にニンフを流す。ちょうど橋の下の緩い流れでインジケータがずれた。ピチャピチャとかわいいアマゴがヒット。釣り始めて10分も経っていなかっただけに、サイズは小さいが嬉しかった。

アマゴ 15cm
少し登った所にいい感じのプールの流れがあった。ここならライズありそうだけどと、しばらく見ているとヒラキの辺りでパシャっとライズ発見。すかさず、ニンフの仕掛けからミッジの仕掛けに切り替える。その間も何回か単発的なライズを繰り返している。あまり大きそうではないが、狙う価値は充分ある。ティペットは9x、フライは20番のCDCフローティングピューパ。ライズポイントを直撃しないようにリーチをかけ、U字型にリーダーティペットを着水させる。しかし、ポイントを通過しているのに出ない。数投目に思いもよらぬ場所でアタック。
わっ、小さい。これも15cmほどのかわいいアマゴ。狙っていたのもこれくらいだったのかも知れないな。ニンフ仕掛けに戻し、釣り上がる事にした。

幾つか魚影を確認できたが、アタリは出なかった。水温は計ってはいないが、ちょっとまだ水が冷たい。もう少し水温も上がると積極的にニンフにもアタックしてくるのだが。私がニンフの釣りを開眼したポイントに来た。その頃になると、腹の調子が悪く、釣りに集中できなくなっていた。振り替えると友人Nが下から釣り上がっていた。私はもう限界まできていたので先を友人に譲り、渓から上がる事にした。まだ、4時を回った頃でこれからという時だったがしかたない。それと、今晩、我が家に釣り仲間が集まるので、その準備もしなければ。私は一足先に林道を下った。

夜の部の宴会は、おおいに盛り上がった。ビールを空けるピッチも早い。このメンツが揃うと、どうも釣りよりも酒になってしまうようだ。翌朝は、当然というか誰も起きる事は出来ず、釣りには出なかった。昼前に解散。だいぶ暖かくなり日中などはポカポカ陽気なのだが、まだまだ、ドライでバシバシと行けるのは、もう少し先のようである。しかし、春の川に立つのは、これからのシーズンを予感させる何かがあり、何故かワクワクしてしまうものだ。やはり、渓流の流れは心地よい。


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